連日猛暑日が続いていますが、関西Ruby会議が開催された6月28日も、まさに熱気あふれる1日となりました!
マネーフォワード関西(大阪・京都)開発拠点から14名のメンバーが参加し、スポンサーブースも出展。会場は暑さに負けない多くの来場者との交流で溢れていました。ブースでは来場者と熱心に技術について語り合い、活発な情報交換が行われました。

関西Ruby会議終了後に行った社内アンケートによると、参加メンバーの78%が他社のエンジニアと交流を持つことができました。 特に33.3%のメンバーが5人以上のエンジニアと対話を持てたことは、カンファレンスならではの交流の深さを示しています。

具体的な交流内容としては、他社のエンジニアとの技術的な質問・相談が最も多く、特にスポンサーブースでは「技術的負債」をテーマにした企画を通じて、来場者との深い議論が展開されました。普段は接点のない企業のエンジニアとの間で、実践的な課題について意見を交わす貴重な機会となったようです。 リファクタリングやAIを使うといったような案、また「敢えて手を付けない」というようなアイデアまで色々な意見を頂きました。 ご協力ありがとうございました!

※GOENカードは、マネーフォワードの社員紹介制度「GOEN」へのエントリー案内が記載された配布用カードです。
参加者の声
初めてのカンファレンスで得た気づき
「この間の関西Ruby会議が、僕にとって初めてのカンファレンス参加でした。Rubyも書いたことがなかったので『正直、楽しめるかな…』と最初は不安だったんですが、行ってみたら本当にお祭りのようで、普段は関わることのない技術者の皆さんと交流できて、ものすごく貴重な体験になりました」(インターン生・大学生 仙波さん)
仙波さんは特に、桐生あんずさんの『1か月でWebサービスを作る会」で出会ったrails new, そして今に至るrails new』というセッションに感銘を受けました。「小さく、速く、そして個人的なローンチ」という考え方に強く共感し、「自分もコミュニティに積極的に参加して、ほかの人から勢いをもらって頑張ろう!」と夏休みの個人開発に向けて意欲を見せています。
Witchcraft for Memoryセッション:技術の深層に触れて
「圧倒的技術力を感じました。一般に知られてないCまで潜ったAPIを呼ばないと解決できないタスクに日常的に向き合っていることが伝わってきました。発表の最後の推薦書籍に『Linuxプログラミングインターフェース』という分厚い教科書があったのが印象的でした。黒魔術になる程基礎力が効いてくるんだなぁと思いました」(インターン生・大学院生 足利さん)
足利さんは、pockeさんのセッションを通じて、深い技術力の源泉が基礎知識にあることを実感したようです。特に論理学への言及には強く共感し、「物事を論理的・形式的な面から整理するのはエンジニアの基本だと思い出します」と語っています。
筋肉セッション:ユニークな視点との出会い
「筋肉の課題に対してエンジニアとして対応していて脳みそまで筋肉で出来ていました。各々で目指す筋肉が異なってもよいという知見をいただけました。重量を追求する筋肉も機動性を求める筋肉も筋肉美を目的とした筋肉も存在してよいのです」(バックエンドエンジニア 25新卒 南里さん)
プログラミングと筋肉というご自身が興味を持っているテーマだったので、このセッションの印象が大きかったとのことです。南里さんは、このユニークなセッション内容から、多様性を認め合うことの学びを得ました。「あなたの体を強化できるのはあなただけです」という言葉に強く共感し、技術者としての責任と自らの筋肉に向き合う大切さ(?)を再認識したようです。
カンファレンスの価値
参加者たちの声からは、カンファレンスが提供する様々な価値が見えてきます。
- 技術コミュニティとの出会い
- 新しい視点や発想との出会い
- 実践的なヒントの獲得
- モチベーションの向上
経験レベルや立場を問わず、それぞれが意味のある学びを得られることが明らかになりました。例えば、インターン生は「まずやってみる」という行動の重要性を、経験者は技術の深掘りの大切さを、それぞれの視点から学び取っています。
スポンサーブースの出展と社員の積極的な参加を通じて、私たちは技術コミュニティの一員として、より深く関西のエンジニアコミュニティに関わることができました。技術カンファレンスは、情報収集の場としてだけでなく、エンジニアとしての成長を促す貴重な機会となっているようです。
今後の予定
マネーフォワード関西開発拠点では、今後も関西のテック・コミュニティに積極的に関わっていきます。 2025年9月17日のDevelopers Summit 2025 KANSAIに参加を予定しています。 また、開催済ですが、2025年7月18日・19日開催のScrum Fest Osaka 2025にスポンサーブースを出展しました。
スポンサーだけでなくながらRuby会議01に京都拠点所属の @luccafort が「知っているようで知らないrails newの世界」というタイトルで登壇します。 お近くの方はぜひ足を運んでいただければと思います。 regional.rubykaigi.org
各会場でオレンジTシャツの私たちを見かけたら、ぜひお気軽にお声がけください。技術の話から、キャリアの相談まで、フランクにお話しできればと思います!
弊社マネーフォワード 関西開発拠点では「Give it a try(やってみよう!)」に共感するエンジニアを募集しています。 関西開発拠点のHPもあるので、ご興味あるかたはぜひご覧ください。 kyoto.moneyforward.com hrmos.co
