ども。VTRyoです。
SRE NEXT 2025にマネーフォワードから登壇者3名と、念願のスポンサーブースを出展してきました。
ブースには多くの方にお立ち寄りいただき、なんとその数238名!
多くの方とお話しでき、登壇者としてもブース出展者としても、大変よいイベントになりました。

"60以上のプロダクトを持つ組織における開発者体験向上への取り組み -チームAPIとBackstageで構築する組織の可視化基盤-" で登壇しました

Backstageを使った開発者体験に関する発表をしました。Platform Engineeringみたいな内容だね、といった感想を一部頂きました。
私としては全然そんなことは考えていなかったので、これは意外な反応でした。 開発者がプロダクトの責任者を素早く特定したり、使い方を知ったりできることは、インシデント対応時に大きなアドバンテージになります。これは間接的に、サービスの信頼性を制御することにつながっています。
とはいえ、ジャンルとしてはPlatformなのかもしれませんね。SRE NEXTは多様なジャンルを扱っていますので、これを機に多角的なプロポーザルが増えると嬉しいですね(もはや運営側の気持ちになって話していますが、私はスタッフではありません)。
https://sre-next.dev/2025/schedule/#slot055
なお、社外登壇すると社内でも認知されるようになるので、これを機会に取り組みをブーストする作戦があります。
https://x.com/3s_hv/status/1945001110147572158
これまでのお知り合いの方も、今回初めてお会いできた方も、ブースやAsk the speakerでお話しできてよかったです。
SRE NEXT 2025の感想
印象に残ったのは、なんと言ってもBrendan Gregg氏の存在感
Brendan Gregg氏といえば、詳解システムパフォーマンスやBPF Performance Toolsの著者として著名ですね。人って940ページも本書けるんだ……という感想はさておき、システムのパフォーマンスを担当する人は必ず通る本と言えます。
ちなみに、私はかつて駆け出しのときにこの本を手に取りましたが、無事挫折した過去があります。さらに当時はほとんど報酬をもらえていない時代だったので、本自体も買うことができず、結局今に至っていました。
Gregg氏に実際に会ってお話しさせていただけただけでなく、今回同じカンファレンスで登壇するなんてことは、今後生きていても発生しない自信があります。
だからこそ、恥はかき捨て。「ミーハーと言われてもいい!ミーハーでもいいんだ!(泣)」と詳解システムパフォーマンスを購入し、サインとツーショットをいただきました。えへへ。どんなきっかけで勉強を始めたとしても、自分にはプラスです。あと、過去の自分を超えようというモチベーションにもなります。

さて、基調講演 "Fast by Friday: Making performance analysis fast and easy"も非常に面白かったですね。
今回の資料は見当たりませんでした。おそらくここを見ても大きく相違ないと思います。念のため、"参考"ということでご了承ください。
Netflixのエピソードを交えながら、「金曜までに高速化する」ためにやることが紹介されました。 低レベル領域を理解し、圧倒的な速度でパフォーマンスを改善する……誰もが一度は憧れるようなスーパーエンジニアムーブです。
月曜から金曜までの流れをじっくり解説するとともに、アポロ誘導コンピューターやNetflixのレイテンシーの原因など、さまざまなエピソードを散りばめていて飽きませんでした。
また、POCKETALKによる日本語字幕もあり、昨年よりも基調講演に対するハードルが下がっていて良かったなあと思います。
※これは永久に残したい集合写真。

スポンサーブースにて
マネーフォワードは、過去何度もスポンサーブースに応募していましたが幾度となく落選。悔しい思いをしつづけて数年、ようやくこの機会を得られて感無量でした。
冒頭でも書きましたが、2日間で238名の方にお立ち寄りいただいたようです。SRE NEXT 2025でこのカンファレンスに初めて参加したという方も多く、カンファレンスのあり方としてすばらしいなと思います。


登壇者も3名おり、さらに福岡開発拠点からも応援参戦があったのでマネーフォワードメンバーはもりもりいました。SREだけではなく、信頼性に関心がある!というメンバーがSRE NEXTに満足して帰宅していったのを見て、いいカンファレンスだなあと改めて思えました。
おわりに
マネーフォワードブース運営スタッフ、そしてSRE NEXT運営スタッフの皆さま、たいへんお疲れ様でした!
なお、別メンバーからSRE NEXT 2025の感想ブログがアップされますので、そちらもぜひお楽しみに。