Money Forward Developers Blog

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会社の同僚から「壺」を勧められた話 〜初めての社外LTに挑戦できた理由〜

こんにちは、マネーフォワードでクラウド経費のQAエンジニアをしている、ゆっきーです。

先日、初めて社外LTに登壇する機会をいただきました。今回は、そのときの経験を振り返ってみようと思います。
はじめにタイトルに登場する壺のお話は、決して怪しい勧誘ではありませんので、ご安心ください。

私がLT登壇したイベントは、10月24日(金)に開催されたJaSST'25 Kyushuの前夜祭として、10月23日(木)に有志にて開催されたものです。

moneyforward.connpass.com

今回のJaSST'25 Kyushuのテーマが「マネジメント」ということで、私は「メンバー視点で考える!マネージャーを支える働き方」という内容でLTをしました。

それでは、このLTに挑戦することになった経緯をお話ししていきます。

壺との出会い〜LT登壇のお誘い〜

あれは7月初旬、オフィスで業務をしていたら、同僚から声をかけられました。

「ゆっきーさん、LTしてみませんか?」

爽やかな笑顔の同僚の顔を見た瞬間、私の脳内で変換されたのは……

「幸せになる壺を買いませんか?」

遭遇したこともないのに、なぜかそんな錯覚に陥ってしまいました。

というのも、社外LTは今まで経験したことがなかったからです。
「初めて」の挑戦をするのはとても億劫で、最初は躊躇していました。
だからこそ、私の頭の中で勝手に「怪しい壺売り」に変換されてしまったのかもしれません。

でも、同僚の話を聞いているうちに、その壺が魅力的に見えてきました。不思議なものです。
「LT登壇することで学びがいっぱいある(この壺を買うと幸せになれる)」「LTの壁打ちや練習も付き合うよ(買った後も保証がついていますよ)」と言ってくれて、気がついたら、勢いで「いいですよ」と返事していました。
壺の中身が、だんだん気になってきたのです。

壺を開けてみたら〜LT準備〜

正直、LTを甘く見ていました。
同僚は、話す内容のテーマから壁打ちとLTの練習、スライドの添削まで付き合ってくれました。
アフターサポートも、とても手厚かったです。
私が選択したのは5分の発表枠でしたが「5分も(長い時間)話せるわけない」と正直不安しかなかったですし、スライドも5枚くらいで終わるだろうな〜と軽く見ていました。

ところが、いざ準備を始めてみると……

  • 練習したら 8分くらい しゃべっていた
  • スライドも5枚では足りずフィードバックを受けて修正した結果 23枚 に増えていた

準備を進めるうちに「5分じゃ全然足りない」という最初とは正反対の悩みに変わっていました。

「想像していたのと全然違う」「LTって、こんなに奥が深いものだったんだ」という気づきがありました。

同僚からの魔法のアドバイス

練習(壁打ち)をしていたとき、同僚から印象的な質問をもらいました。

「それぞれセクションごとにゆっきーさんが言いたいことを"一言で表すなら何ですか?"」

最初は「なんでそんなこと聞くの?」と思いました。「せっかく言いたいことをLTに詰め込んでいるのに、さらに一言でまとめる必要があるの?」と。
でも、練習や台本の修正を重ねるうちにわかってきたんです。

"一言で言える"ようにしておくと:

  • 話の軸がブレない
  • 時間配分の整理がしやすい
  • 万が一、テンパって台本と少しズレが生じても自分の言葉で表現できる

この「一言で表す」という準備が、本番では 言葉の道しるべ になったんです。
準備を重ねれば重ねるほど、LTの奥深さが見えてきました。この気づきが、LT準備段階での大きな学びでした。

壺の効果を実感〜LT本番〜

そして迎えた本番。心臓がドキドキして、手のひらが汗ばむのを感じながら、マイクを握りました。
でも、準備のときに"一言"で整理していたおかげで、多少言葉が飛んでも、話の流れを見失わずに進められました。

発表後、ゲストの方からお褒めの言葉をいただいたり、同僚からは「緊張してるように見えなかった」と言われたり……。
思っていた以上に手応えを感じることができました。
こっそり見に来てくれていた上司を見つけた瞬間、照れくさいけれど、とても嬉しい気持ちでいっぱいになりました。

登壇写真

壺の正体〜LTを経験してみて〜

登壇を終えて思ったのは、「この壺、買ってよかったな」ということ。
同僚が売ってくれた壺(LT登壇)から得られたものは 「伝える力」 だったと私は思います。
私にとってLT登壇は、伝える力を磨く貴重な体験でした。

具体的には:

  • 言葉を整理して構造化する力
  • 限られた時間で本質を伝える力
  • 自分の言葉で話す力

どれも今後、仕事やチームの中で活かしていけるスキルだと実感しました。

まとめ:成長機会を掴む勇気を

振り返ってみると、身の回りには意外と多くの「壺」があるものです。大切なのは、それを差し出してくれる人に気づくことかもしれません。
私の場合は壺(LT登壇)から「伝える力」が得られましたが、人によって得られるものは様々です。「新しいスキル」かもしれないし、「人とのつながり」かもしれません。挑戦してからのお楽しみでもいいし、事前に「どんな成長が期待できますか?」と聞いてみてもいいでしょう。
もし「チャレンジしたいけど、自分からはなかなか...」という人は、まずは周りを見回してみてください。きっと、いろんな種類の成長機会を提案してくれる人がいるはずです。

ツボを見つけるコツ:

  • 色々な人との会話を大切にする(壺売りは思わぬところにいる)
  • 社内の勉強会やイベント情報に目を向ける(壺の展示会は意外と身近にある)
  • 「面白そう」と感じたら素直に反応してみる(まずは壺に触れてみる)

まずは、自分に合いそうな壺から手に取ってみてください。

壺売りからのメッセージ

こんにちは、壺売りの同僚ことてっしー(@tosite)と申します。
普段はクラウド経費 GuardianグループでCRE(Customer Reliability Engineer)をやる傍ら、Fukuoka TechPRとして福岡の技術広報的な動きをしております。

今回、マネーフォワード 福岡開発拠点は「JaSST'25 Kyushu」のスポンサーを務めました!
せっかくなら、ということで今回の「【非公式】JaSST'25 Kyushu前夜祭」を企画した次第です。 実は別件で JaSST'25 Kyushu実行委員として「JaSST'25 Kyushu 懇親会〜テスト酒場 in 福岡プレゼンツ〜」も企画していましたが、それはまた別の話。

今回の前夜祭LT会は、普段から社内に「登壇できるネタを持っているのになかなか機会がない人がいる」ということを認識していたので、ぜひ登壇の場を作りたいと思って枠を作りました。
それとは別に、講演者のお二方(ゆもつよさん・くにおさん)のざっくばらんなよもやま話を聞きつつ、JaSST'25 Kyushu本会へのモチベを上げてもらいたいと思ってもいました。

「あくまでもネタバレ無しの、本会をより深く楽しむための『予習』コンテンツとして、登壇者を交え参加者同士の交流を楽しんでもらう」というコンセプトで企画したのですが……。
ASTER理事のリナさんも急きょファシリテーターとしてサポートしていただけることになり、気がつけば「LTの内容を深掘りするパネルディスカッション」という、文字通り三者面談のような素敵なイベントになりました。

リナさんの「登壇者は全員一人ひとり前に来て話を聞かせてください」という言葉を皮切りに、 ただ登壇するだけではなく、その登壇した内容について豪華パネリストの皆さんが深堀りしてくれて、"ガチな"意見までいただけるという、めったにない機会となりました。
改めて、登壇者の皆さん、そして参加者の皆さんに感謝申し上げます。ありがとうございました!

マネーフォワード 福岡開発拠点では、今後も技術コミュニティへの貢献を続けてまいります。
オフィス移転した暁には、バンバンイベントを開催したいと思いますので、皆さんぜひお気軽に遊びにいらしてください!

以上、壺売りからのメッセージでした。

Special Thanks

最後に、あらためてLTに誘ってくれたてっしーさん、練習に付き合ってくれたチームメンバー、そして当日登壇を見てくださった皆さんに、心から感謝します。


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fukuoka.moneyforward.com