三寒四温とはよく言ったもので20度近い気温になったかと思えば、また冬に逆戻りしたかのように気温が乱高下して困りますね。 はじめまして、こんにちは、こんばんは技術広報のid:luccafortです。
先日、2025年3月6日に弊社マネーフォワードの東京オフィスで学生の方向けにイベントを開催したので、その様子をお伝えしようと思います。 また、本記事内でイベント当日答えきれなかった質問に対して私個人としての回答ですが、お答えできる範囲で補足をさせていただこうと思います。 1つの意見としてご覧いただければと思います。
本編へ入る前に宣伝させてください! 2025年3月14日に弊社マネーフォワードの 京都開発拠点 でも学生の方向けのイベントを開催します。 ぼくも当日会場にいる予定なので、もしこの記事を読んで興味を持っていただけた方はご登録をお願いします。
イベントの目的
イベントの目的ですが、「マネーフォワードという会社を知ってもらい、興味を持ってもらえること」を目指していました。 会社としては、3月中に公開されるサマーインターンの募集に応募してくれる学生の方を増やしたい意図もありました。
大変ありがたいことに昨年は弊社のサマーインターン経験者の方が新卒内定を受諾してくれたケースが多く、これを今年も継続したい、あわよくば、もっとマネーフォワードのことを知ってもらい、第一希望に選ばれたいと考え、「体験する」ことを重視したイベントを企画することになりました。
取り上げきれなかった質問に対する返答
参加した方の積極的な参加によって、想定よりも多くの質問をいただくことができました。 反面、時間内に全ての質問に対して回答ができなかったため、本記事は筆者が分かる範囲で回答させていただきます。 また、筆者個人の意見である場合は「筆者の意見」と提示させていただきます、あくまで一個人の意見としてお読みください。
Q. 社内のサークルのようなものはどんな種類がありますか?
社内ドキュメントに会社公認の部活動一覧があったので以下に一部を紹介させていただきます。 仲の良い有志メンバーだけで細々と活動する非公認(会社から認識されていない)部活動も存在します。 ぼくが編集長をしている「まねふぉ執筆部」も非公認部活の1つです。 恐らく本筋ではないと思うため、今回は非公認部活の紹介については割愛させていただきます。
運動系の部活動はフットサル、バドミントン、野球、サッカー、モルック やボルダリングがありました。 他にもテニスやビリヤード、ランニング、ゴルフなどスポーツ系の運動部は豊富にありました。
コミュニケーションを目的とする部活動はコーヒー部、Sake部、カラオケ部、ボードゲーム部、格闘ゲーム部、ポーカー部などがありました。 その他、珍しいもので言えば着物部もありました。 着物を買いに行ったり、浅草近辺で買った着物を来て観光を楽しんだりしているようです。
共通の趣味を持つ有志のメンバーが楽しむ部活動としてはキーボード部やサウナ部などがありました。
部活動ではありませんが、読書会や出身の都道府県ごとのメンバーが懇親する県民会、同い年の社内メンバーと交流する西暦チャンネルがありました。 弊社マネーフォワードらしい部活動に「ゆるく他社決算説明資料を読む会」というものもあるようです。
マネーフォワード内だけではなく、企業対抗戦をする部活などもあるようです。 気になる方はぜひサマーインターンに応募して社内部活動に参加してもらえればと思います。
Q. お客様からのフィードバックをどうやってエンジニアに伝えていますか?
こちらはとてもいい質問だと思っていたのですが、他に質問数が多いものを優先していたら取り上げるのを忘れていました。 大変申し訳ない……ということで本記事にて取り上げさせていただきました。
以降は筆者の意見です。 弊社ではいくつかの経路からお客様からのフィードバックを受け取っています。
- お客様の声をカスタマーサポート(CS)が受け取ったフィードバック
- ユーザーインタビューをお受けいただいたお客様からのフィードバック
- セールスの方が受け取った導入予定、導入を検討している企業の担当者さまからのフィードバック
- カンファレンスの展示ブースなどでいただいたお客様からの直接のフィードバック
- iOS/Androidのアプリストアに書き込まれたお客様からのコメントが流れるフィードバックチャンネル
上記の記載にない経路からフィードバックをいただくこともあります。 開発チームはいただいたフィードバックを元にプロダクトオーナーやプロダクトマネージャー、CS、セールスと協議の上、優先順位をつけて開発していますが、特別なことは行っていない気がします。
希望すればお客様にユーザーインタビューできる点はフットワークの軽さを実感できる良い点だと個人的に思っています。
Q. 入社した人(エンジニア)の共通項は?
当日のイベントでもパネリストが少し話しましたが、マネーフォワードでは Mission/Vision/Values/Culture をとても大事にしています。 その中でも特にカルチャーフィットはとても重要視されています。1
どのカルチャーの要素も一緒に働く上で欠かせないものだと考えているため、何かの要素が著しく欠けている方はあまりいないと思います。 共通項としてはあげるとすればこれくらいになるのではないかと思います。
メンバーのこれまでの学歴や経歴、考え方や国籍まで様々なバリエーションがあり、ぼくが知る限り共通項のようなものは少ないです。 ゲーム会社から転職したメンバー、オンラインプログラミングスクールから就職したメンバー、フリーランスから転職したメンバー、異業種から転職したメンバーと様々です。 年齢や性別、国籍も違う 2 多種多様なメンバーが所属しているため、共通項を見出すのは難しいかもしれません。
その他に考えられる質問の意図としてはどういうタイプの人が多いか?という意味だと思いますので、FFS理論 を使い説明すると
- 受容性
- 弁別性
この2つのどちらか、あるいは両方の因子が高いメンバーが多く在籍しています。 ぼく自身の上司も概ね、このどちらかの因子が強い方が多かったです。
Q. 学生時代にやっておいたほうがいいことはなんですか?また、学生時代に何をやっていましたか?
パネリストだった中森さんのインタビュー記事の最後「マネーフォワードに興味を持ってくれた方宛てに一言アドバイスをお願いしてもいいですか?」から引用させていただきます。
その時はひたすら人事の方に「こういう方に話を聞きにいきたいです」と言って、2日置きぐらいに COO の山田さんや CTO の中出さん、当時の CIO である 高野さんとお話ししました。 インターン中は自分が企業をリサーチする場でもあるんですけど、経営層の方と話をして「この役職はどうですか」や「これやろうと思っているんですけどどうですか」とフィードバックをもらいにいくと印象にも残りやすいんじゃないかと思います。
インターンに受かった後の話ではありますが、経営層の方とお話しする機会は貴重なので、学生の方だからこそ積極的に持ちかけるといいのではないかと思います。。 経営層の方は様々なメンバーを見てきた実績があります。皆さんの悩みに近い話をこれまでも聞いている可能性が非常に高いです。 答えは自分で見つけることになると思いますが、答えを見つけるための「気付き」を与えてくれると思います。 様々な人の考えに触れることで、ぜひ新たな自分の中の答えを見つけてください。
中森さんのインタビュー記事全文は以下になります。
イベント開催までの経緯
さて、そろそろ今回このようなイベントを開催するに至った経緯を少し語らせてください。 発端は、2024年10月頃に新卒採用部の方から「3月頃に27新卒を対象としたサマーインターンの募集を開始するのでSNSでの広報や集客に協力をしてほしい」と相談されたことから始まります。 その中で「優秀な学生の方に新卒内定を受諾してもらえているが、もっとマネーフォワードの取り組みを伝え、魅力を感じてもらいたい」という声が上がりました。
正直なところ、ぼくの感想としては「贅沢な悩みだなぁ……」と思っていたのですが、「技術広報として自分ができることはなんだろうか?」と考えてみました。 そして、以下の2つの提案をしたところ、「やってみよう!」という話になり、今回のイベントの開催につながりました。
- 参加者がマネーフォワードの雰囲気や文化を体験できるイベントを開催すること
- イベント開催までに興味・関心を持ってもらうための情報を発信すること
どういうことか少し掘り下げていこうと思います。
「参加者がマネーフォワードの雰囲気や文化を体験できるイベントを開催すること」とは?
ぼく自身にはインターン経験はないのですが、昨今の学生を取り巻くインターンの方へのアプローチはもはや情報戦といってもいいほどに様々な情報が溢れているように感じていました。 どの企業も「うちの会社のエンジニアはいい人が多い」であったり「自分たちの会社なら成長できると思った」と書いています。 もちろん嘘ではないと思うのですが、学生の立場からすると企業ごとの違いがわからず、逆に混乱させてしまっているのではないか?と仮説を立てました。 そこで、「『情報』ではなく、実際にオフィスに来てもらい『体験した内容』を持ち帰ってもらうイベントを開催してはどうか?」と考えました。
体験を持ち帰るとはどういうことでしょうか? 以前 t-wada さんがSNSに投稿されていた内容をそのまま引用させていただきます。
本日の技術顧問業、「技術カンファレンスへ参加するときに大事にしたいのは廊下(自然発生的に起こるインフォーマルなオフライン議論の場)だ」という話をした
— Takuto Wada (@t_wada) October 17, 2019
この「廊下(インフォーマルなオフラインの議論の場)を提供すること」が今回のイベントにおける「体験」につながると考えました。 ぼくの経験上ですが、学生の方と社会人の方が勉強会で一緒になると、どうしても社会人側が教える立場に回りやすく、学生側が教わる立場になりやすい傾向があります。 それ自体は悪いことではないのですが、「百聞は一見に如かず」という言葉が表すように現地で体験することは、一方的に教わる形式では得られない「なにか」があります。 このイベントではその「なにか」を参加された方に持ち帰ってもらいたいと考えていました。それを実現するのが先程の「廊下を提供すること」ではないかと考えました。
「イベント開催までに興味・関心を持ってもらうための情報を発信すること」とは?
「廊下」(インフォーマルなオフラインの議論の場)はとても楽しいのですが、その楽しさは体験した人でないと中々イメージできません。 特に学生の方は実際に体験するまで「話についていけないかも」や「未熟な自分が参加して怒られないか」といった不安を抱えている方を見かけます。 そのため、不安を減らし、できるだけ多くの方に参加してもらうことが重要だと考えました。
不安を減らすためには何が必要でしょうか? この場合の不安とは言い換えてしまえば未知だと表現できます。 体験したことがないのでイメージできない、イメージできても解像度が低い状態になっている……そういった状態を打破するためには見える範囲(視野)を広げるか、視線の高さ(視座)を変える必要がありそうです。 通常の開発でも多角的に物事を捉えて、本当の問題は何かを考えることは大事だと思いますが、今回のイベントでは「学生の方からの企業の見え方を変える」をコンセプトの中心に据えました。
当初ぼくたちは「イベントが開催されるまでの1ヶ月毎週1記事、インターン経験者やインターン希望者が知りたくなるようなインタビュー記事を公開しよう!」と考えました。 インタビュー記事に掲載されたメンバーがイベントに参加している状況を作れば、記事を読んで疑問に思ったこと、質問したい人が参加してくれる確率が増えるのではないかと考えたからです。
仮にそういった人がいなくとも、インターンに関する情報が増えることで、インターンシップに対する興味・関心を高めることができると考えました。 そこからマネーフォワードに興味を持ってもらえれば万々歳だと考え、イベント参加者である学生の方にフォーカスしたイベントを設計しました。
実際のインタビュー記事は以下になります。
本当は毎週1記事ずつ公開する予定だったのですが、思いの外インタビュー記事の文章量が多くなってしまい、全5回中2記事までしか公開できませんでした。 残りのインタビュー記事は折をみて、順次公開していく予定です。 今にして思えば、体験してもらうための情報を提示するのはもう少し小出しにしてもよかったと反省しています。
閑話休題。 ともあれ、以上の思惑と経緯によって今回のイベントは開催されました。 実際には開催までに様々なトラブルがありましたが、なんとか無事に参加者の方を集めることができ、やり遂げることができました。
イベントの効果について
さて、「それではイベントの効果はどうだったのか?」が気になりますよね。
個人的な体感ですが、大成功だったと言えるのではないかと思います。 今回のイベント参加率は90%を超えており、東京で社会人向けのイベントを開催する際の参加率が60〜70%ほどだと考えるとかなり高い数値になります。 またアンケートの回答結果も想定していたより遥かによい評価をいただきました。
インターンを受けようと思う方が多いので評価が高くなりやすい傾向はあったと思いますが、それを差し引いても非常に高い評価をいただけたと思います。 また、アンケートに「楽しみながら質問できた」や「(参加者に)楽しんでもらおうという雰囲気を感じられた」とコメントがあり、目的を達成できたのではないかと思います。
きちんと考えて計画した内容が数値でも現れていると気持ちがいいですね!
イベントの満足度について
満足度は4段階評価で回答をしてもらいました。 5段階評価にした場合、多くの方が3を選びがちなため、「良かったか悪かったかで言えばどちらか?」を明確にするため、4段階評価で設計しました。 1が「良くなかった」、4が「良かった」としていました。
結果は全回答者が4(良かった)を選んでくれました。
イベントの感想について
次の設問に「良かったこと、印象に残っていること、改善してほしいこと」をお聞きしました。
いくつかいただいたコメントの一部を抜粋してご紹介します。
- オフィスツアーで会社の雰囲気が感じられてよかった、説明が丁寧だった
- インターン経験者の社員の方の対策や就職活動でどのように考えていたか参考になった
- 現在のインターンがフルリモートなのでオフィスで働いている風景を体験できてよかった
- マネーフォワードの英語化の実際の話が聞けてよかった
- 和気あいあいとして馴染みやすかった、質問しやすい雰囲気作りなどの工夫がよかった
今回、企画の途中で「オフィスツアーをやるといいのではないか?」という話が出て急遽盛り込んだのですが、それがうまくハマった形です。
他にも普段コミュニティ活動で「質問しやすい雰囲気」を出せるように工夫していたので、その経験が応用できました。 アンケート結果からも実際にそう感じてもらえていたようで安心しました。
一方で改善してほしい点もあります。
- 社内の部活について知りたかったです。
- 大勢の前で質問するときに萎縮してしまうので少人数のグループに分けてほしかったです。
- 後ろの席に座っていたので声が聞き取りにくかったです。
- もっと具体的な会社の業務内容や開発について知りたかったです。
これらは運営メンバーのふりかえりを通して、次回以降に活かしていきたいと思います。 今時点で考えていることは、事前に質問したい内容を回収することでパネリストの方が答えやすいように準備することでしょうか。 少人数のグループに分け、1テーブルにつき1名、弊社のメンバーをアサインする方法もやってみたいですね! 参加された方が積極的に質問し、交流することで得られる「気付き」のあるイベントにしていきたいと思います。
予想外だったことについて
今回のイベントに関して、おおよそ期待していた効果や目的、目標は達成できました。 一方で予想外だったこと、想定外だったことがいくつか判明しました。
前日にLayerXさんが似たイベントを開催していた
参加者の方から教えてもらったのですが、LayerXさんもイベント前日に学生の方向けのイベントを開催されていました。
イベントの開始直前にその情報を教えてもらったため、「LayerXさんのイベントのほうがよかったと思われたらどうしよう?」と緊張が走りました。 とはいえ、ぼくたちにできることをやるしかなかったのですが、少し気になってしまいました。 これは完全に予想外だったのでびっくりしました、他社へのリサーチ力が足りない点は改善の余地がありそうです。
社外のコミュニティ活動や会社がスポンサーする効果を実感した
参加してくれた学生のうち、何名かの方が昨年弊社オフィスで開催したGo Conference 2024前夜祭に参加してくれた方だったことが判明しました。 しかも、そのうちの1名の方はGo Conference 2024の運営メンバーとしても参加してくれていました。
ぼくはGo Conference 2024の実行委員をしていたのですが、これは完全な不意打ちでびっくりしました。 3 コミュニティ活動はこれまで個人の趣味だと思っていましたし、会社にとってスタッフをカンファレンスに派遣する意味や意義は感じにくいかも知れないと考えていました。 ですが、今回の件で「スポンサーやスタッフをしている人から興味を持ってくれたり、前夜祭・後夜祭などのイベントで興味を持ってくれる人がこんなにもいるのか!」と衝撃を受けました。 (正直なところ「楽しいからやっている」くらいの気持ちだったので、とてもびっくりしています)
こういった地道なコミュニティに対する貢献やスポンサーなどの取り組みはなかなか効果を実感しにくいのが現実です。 今回のイベントを通して、思いがきちんと届くところには届くのだと学ばせてもらいました。 人の縁というのは奇妙なところでつながっていると改めて実感するとともに今年のGo Conference 2025の実行委員も頑張ろうと思い直しました。 ありがとうございます。
前日に急激に登録数が増える
当初、このイベントは中々集客が伸びず困っていました。 約10名までは登録されていたものの、そこからの登録数が伸び悩み、運営メンバーで「何が原因だろうか?」と頭を悩ませていました。 運営メンバーの定時ミーティングで「学生とのコネクションが弱いことが原因ではないか?」と話し、様々なコネクションやアイディアを出しましたが結果は芳しくありませんでした。
ところがイベントの2日前から急激に参加登録数が増え、当初目的としていた参加者数を上回ることができました。 再現性という意味では決して高くはないのですが、今回の現象を元に次回以降改善できそうなところも見えてきましたので活かしていきたいと思います。
まとめ
学生向けイベントは実に1年以上企画していなかったのですが、満足していただけたようで良かったです。 前回は tenntenn さんからお声がけしてもらい、共催という形での開催でした。 今回は全て自分たちだけでやり遂げられたことで、どこまで実現できて、どこからが実現できないことなのかを知り、未知を既知にできたことで自信が持てました。
※ 前回開催したときのイベントページはこちら。
京都は学生の多い都市であることが特徴の1つです。 ぼくは普段京都に住んでおり、様々な言語コミュニティに京都オフィスをお貸ししています。 今回のイベントをきっかけに、もっと学生が活き活きと開発を楽しめるようになり、日本のソフトウェアエンジニアが元気になっていくといいなと思います。
最後に宣伝です。
冒頭でもお伝えしたように京都開発拠点でも学生向けイベントを開催します。 東京で行ったイベントとは異なる形でのイベントの設計になっているので、違った形で楽しんでいただけるのではないかと思います。
もし、参加される方は事前に質問したいことをメモしていただければ、質問し忘れることを予防できるのでオススメです。 参考までに今回のイベントで上がった質問には以下のようなものもありました。
- 弊社のカルチャーフィットに対する記事に関してはこちらをご覧ください。カルチャーフィットが社員体験価値を向上させる—— マネーフォワードに学ぶ組織デザイン↩
- 現在マネーフォワードで働くメンバーの国籍はおよそ30カ国以上となっています。↩
- これは言い訳ですが、Go Conference 2024には多くの方がスタッフとして関わっていただいたので顔(アイコン)と名前が一致していませんでした。誠に申し訳ないです。↩