Money Forward Developers Blog

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社内 AWS GameDay 参加レポート

はじめに

こんにちは!マネーフォワードでエンジニアをしている寺澤(@locol23)です。 社内で開催された AWS GameDay に参加し、良い経験ができたのでご紹介します。

AWS GameDay とは

公式に AWS GameDay のページがありますので、概要を引用します。

aws.amazon.com

AWS GameDay は、チームベースの環境で、AWS ソリューションを利用して現実世界の技術的問題を解決することを参加者に課題として提示する、ゲーム化された学習イベントです。従来のワークショップとは異なり、GameDay は自由で緩やかな形式で、参加者は固定概念にとらわれずに探索し、考えることができます。

なんとなくイメージが掴めたでしょうか? GameDay とあるように、チーム対抗でポイントを競い合うなど、ゲーミフィケーションの要素が詰まっているワークショップイベントとなります。また、課題にはいくつか種類があり、トラブルシューティングやオブザーバビリティの観点など幅広い知識を得ることができます。

なぜ参加しようと思ったのか

今回の課題では「レジリエンス(復元力)」が運営メンバーによって選ばれました。レジリエンスという言葉に聞き慣れない方もいると思うので簡単に説明をすると以下になります。

エンジニアリングにおけるレジリエンスとは、システムやインフラが障害や予期せぬ変化に対して耐性を持ち、迅速に回復する能力を指します。具体的には、システムが部分的な故障や外部からの攻撃(DDoS 攻撃やシステムの脆弱性をついた攻撃など)、負荷の急増などに直面した際に、全体の機能を維持しつつ、問題を特定し、修復する能力を含みます。そのため、レジリエンスはシステムの信頼性や可用性を高めるために重要な要素です。

以前から GameDay のトピックである「レジリエンス」に関心があったため、参加しようと思いました。具体的には、Netflix が始めたことで有名なカオスエンジニアリングに以前から興味があり、障害が発生した場合にサービスを継続して提供できるかどうかを検証する必要があると考えていました。そのため、どのような内容なのか、また自分たちのプロダクトに容易に導入できるのかを知るために、ぜひ参加してみたいと思いました。

実際に参加して良かった点

参加して良かった点としては、4つあります。

  1. レジリエンスについて、AWSの方から資料を用いた説明を受けることで、トピックに対する理解が深まりました。また、参加前に考えていたよりも簡単な設定で、かつ少しずつ設定を増やすことができるため、実際に導入する際のハードルが低いことを知れました。
  2. GameDayの課題がステップ・バイ・ステップになっており、内容を理解しながら着実に進められるように工夫されていました。また、想定通りにサーバーダウンなどの障害が発生し、サービスへの影響がないことをしっかりと検証できました。
  3. ランダムにチームが作成されたため、普段関わりのない違う部署の人と知り合うことができました。また、同じレベル感の人達で集まることができたので、一緒に四苦八苦しながら情報共有を行い、一体感を持って課題に取り組むことができました。
  4. GameDay 後に懇親会があり、AWS のソリューションアーキテクト(SA)の方々と話すことができ、GameDay で行った内容についてはもちろんのこと、普段疑問に思っている AWS 全般についても質問することができたため、とても有意義な時間を過ごすことができました。

会場の様子

最初にレジリエンスについての座学を受けました。

レジリエンスの座学を受けている様子

会場でお菓子が配られていたおかげで、和気あいあいとチームで会話しながら参加できました!

会場で配られていたお菓子

最後は懇親会で GameDay の内容や AWS 全般についてディスカッションしました。

懇親会のドリンク

懇親会の食べ物

想像していたことと違ったこと

GameDay 用に専用サイトが準備されていたのが意外でした。当初は AWS のコンソールをポチポチするだけのハンズオンを想像していたため、サイト内で学習用教材、課題、実行、チーム別ランキング表示など、全てが完結できるようしっかりと作り込まれていることに驚きました。
それだけではなく、今回実施した GameDay(Resiliency Quest)は、本来は個人戦を想定したものとなっています。ですが、今回はAWS のソリューションアーキテクト(SA)の方々がマネーフォワード向けにチーム戦仕様へとカスタマイズしていただいたとのことでした。当日も SA の方々にお越しいただき、テーブルを回ってくださっていたため、質問がしやすく、スムーズに進めることができました。

実務に活かせそうなところ

普段触る機会がない AWS のサービスに触れられたので、実際に触った経験から、「自分のプロダクトのここの部分に導入できそう」といった勘所を学ぶことができました。また、今回のイベントを通じて、少しずつ設定を増やせることを知れたため、チームで話し合いながら、重要度の高い部分から少しずつ導入し、試していこうと考えています。

まとめ

参加前に考えていた内容とは良い意味で全然違い、コンテンツの内容とサポートが手厚く、参加して本当に良かったです。AWS GameDay で学んだことを活かしてプロダクトへ導入していきたいとも思っています。また、今回は社内開催でしたが、誰でも参加できる社外での開催もやっているため、そちらについても申し込んでみたいと思いました。最後になりますが、企画していただいた運用メンバーの皆様並びに AWS の皆様、ありがとうございました!