
マネーフォワードで技術広報をしている id:luccafort です。
今回はエンジニアインターンの方へ向けたブログ第三弾として、甲斐さんと山本さんのインタビューをお届けします。
今回は名古屋開発拠点 拠点長の長島さんに司会進行役をお願いしました。
本シリーズでは、マネーフォワードのインターンを体験された方向けにそれぞれテーマを用意して、インタビューした内容をご紹介します。
前回、前々回の記事はこちらです。
第三弾となる今回は「地方開発拠点でインターンをする魅力」をテーマにお話を聞かせてもらいました。
各地方開発拠点の魅力や東京本社との違いなど、それぞれの経験や観点から感じたことをお話ししていただきました。
サマーインターンシップや長期インターンをお考えの方の参考になれば幸いです。
サマーインターンシップのお申し込みはこちらをご覧ください。
本インタビューは2024年12月頃に行っているため、所属が現在と異なる可能性があります。ご了承ください。
参加者:
- 長島: 20新卒、マネーフォワード福岡開発拠点(以下、福岡拠点)入社後、名古屋開発拠点(以下、名古屋拠点)へ異動。現在は業務基盤開発本部でマネーフォワード クラウドシリーズの基盤経営プロダクトの開発マネジメント全般を担当。
- 甲斐: 九州大学M2、福岡拠点でインターンシップに参加。マネーフォワード Pay for Business(以下、P4B)の開発に従事。現在は業務基盤開発本部(東京本社)でワークフロー基盤開発部ワークフローエンジングループに所属。
- 山本: 信州大学M2、マネーフォワードクラウド連結会計(以下、連結会計)チームに2024年2月から2024年8月まで在籍し、その後、東京のJournal PlatformグループのBravoチームに異動。2025年5月現在は大阪開発拠点(以下、大阪拠点)のGroup Management Solution本部でプロダクト開発部 連結会計開発グループに所属。
自己紹介とインターンの経緯
長島: まず、自己紹介から始めましょう。私は2020年に新卒で福岡拠点に入社し、マネーフォワード クラウド経費(以下、クラウド経費)・マネーフォワード クラウド債務支払(クラウド債務支払)の開発を行っていました。
入社前の大学院1年生の夏に福岡拠点でRailsエンジニアとしてインターンシップに参加しました。当時は開発経験がほぼゼロでしたが、当時の福岡拠点長にマンツーマンでコードレビューをしてもらい、クラウド経費のソースコードを書くようになりました。
その後、入社2年目で名古屋に異動し、拠点長として名古屋拠点を立ち上げ、現在は業務基盤開発本部でマネーフォワードクラウドシリーズの基盤経営プロダクトの開発マネジメント全般を行っています。

長島: 自己紹介文を見て、甲斐さんが同じ大学だと知ったので、自己紹介をお願いしてもいいですか?甲斐さんのインターン中はどんなことをやりましたか?福岡拠点のことはどうやって知りましたか?
甲斐: 長島さんと同じ九州大学のM2でインターンをしている甲斐です。よろしくお願いします。インターン中はP4Bの機能追加や不具合の修正などのフロントエンドの開発タスクをやっていました。僕は内定をいただいた後に内定者インターンとして、アルバイトをする形で福岡拠点のことを知りました。
福岡拠点だとオフィスにも行けるのでいいなと思ったことがきっかけです。

長島: じゃあ僕と逆で、先に内定をもらってから福岡拠点を知ったパターンですね。山本さんも自己紹介をお願いしていいですか?
山本: 現在信州大学のM2の山本です。インターン先の連結会計は大阪拠点で開発しているのですが、当時(2024年2月から2024年8月)はがっつりユーザーストーリーに関わる機能開発を行っていました。2024年9月からは東京のJournal PlatformグループのBravoチームにいます。
Bravoはマネーフォワード クラウド会計のGo製のマイクロサービスの1つです。仕訳というデータを集めた仕訳帳(帳票)を作成するのですが、今のチームでは不具合の修正や性能改善をやっています。

インターン期間中の働き方について
長島: 山本さんは日頃リモートワークをメインに働いていますが、甲斐さんは福岡拠点にどれくらいの頻度で出社していますか?
甲斐: だいたい週一ぐらいでオフィスに出社しています。
長島: じゃあ当時の僕と似たような感じですね。二人とも出社している時は、社員の人たちと一緒にランチに行きますか?
山本: 僕はだいぶお世話になりましたね。信じられないぐらいお世話になりました。
インターンを経験して学んだこと

長島: 甲斐さんはP4Bの開発に携わっているんですか?
甲斐: そうですね。P4Bの開発ですね。僕と年齢は一緒なんですけど、kaittyさんという23新卒の入社2年目の先輩が付きっきりでメンターをしてくれて、とてもお世話になっています。
長島: ありがとうございます。甲斐さんはもともとインターンに入る前からある程度の開発経験があったという話ですが、大学生の時に個人開発やコンテストなどで開発してた時と比べてP4Bチームでの開発の違いを感じることはありましたか?
甲斐: そうですね。個人開発と違う点は、業務ではちゃんとテストコードを書かないといけないので、そこが一番違います。
長島: 個人開発だとテストコードを書かないこともありますよね。実際そういう品質へのこだわりや本当にお客さんに届けるために品質にこだわっているチームの取り組みに関して、自分でも勉強しましたか?
甲斐: 結構、自分で勉強することは多かったです。一口にテストといっても、いろいろやっています。ツールを使って静的解析したり、コードの品質を定量的に示したり、そのいずれもCI/CDを実行して検証しました。フロントエンドのコードもちゃんとカバレッジを見ているので、いろいろな経験を体験させてもらって勉強になりました。
長島: 個人開発ではCI/CDをちゃんと整備しなかったり、テストコードをきちんと書かないこともありますよね。実際、そういうインターンでの学びが未踏事業の開発や大学の研究に役立つことはありましたか?
甲斐: これまでは動くことが最優先だったんですが、それだけだと駄目だとわかりました。業務では自分以外の人もコードを読み書きするので「コードに込めた意図が正しく伝わるように作ろう」という気持ちになりました。
長島: 山本さんはどうでしたか?インターンで本番開発ならではの学びはありましたか?
山本: そうですね。先ほどのCI/CDの話もそうですが、連結会計はヒューマンエラーがないように「Do not Merge」のラベルがついてたら、GitHubのPull RequestがマージできないようにブロックされるCIの仕組みが整備されています。他にも、連結会計はクリーンアーキテクチャを踏襲した設計で開発しているので、インターフェースを作って依存性を注入する設計・実装手法を体験しました。アーキテクチャが疎結合な状態になっているとテストがすごく書きやすくなると学びました。
長島: 山本さんも甲斐さんと同じようにメンターの方がついてたんですか?
山本: はい、3歳ほど年上の谷田さんがメンターについてくれました。僕はサーバーサイドKotlinを知らなかったので、中途採用の方向けのチュートリアルをやったり、連結会計の概要部分を営業職の方に教えてもらったりして、ある程度理解できたタイミングで開発に入りました。
長島: 山本さんはドメイン知識の習得に苦戦していて、メンターの方と「ドメイン知識鬼特訓」をしたと聞いたのですがその辺のお話を聞かせてもらえますか?
山本: はい、鬼のレクチャーをしてもらいました。「ここを触るとこうなるんだよ」と実際に連結会計のプロダクトを触りながら教えてもらいました。「プロダクトの裏側のコードのここにデータが入るんです」という細かな実装の話も教えてもらいました。
連結会計のメンバーの皆さんは会計のビジネスドメインに詳しい方が多くて、「どうやって勉強しているんだろう?」と不思議に思っていました。メンバー同士で週1回の勉強会を開催したり、PdM(Product Manager)に積極的に質問したりしていたので、「そういうところからドメイン知識を学んだのか」と思いました。
地方拠点の雰囲気とチームについて

長島: 拠点にいる人の雰囲気やどんなプロダクト開発チームについて少し聞いていきたいと思います。福岡は自分の好きなものに熱中している人や、一癖あるけど温かみのある人たちが多いような印象があります(笑)
ちょっと独特な雰囲気のチームだったかもしれないけど、P4Bチームではどんな人が多いですか?
甲斐: 研究室みたいな雰囲気で、結構すぐに馴染むことができました。研究室では隣の人と作業しながら喋ることが多いんですが、福岡拠点にも似た雰囲気があります。
みんなで雑談していて、周りの人がさらに話題に入ってくることがあって楽しいです。
長島: 山本さんにも聞いてみたいと思います。特に連結会計の仕事をしていたときのエピソードでチームに溶け込むときに、どんな風に周りの人たちがサポートしてくれましたか?特にそのメンターの方の雰囲気を聞いてもいいですか?
山本: そうですね。別の会社で2週間のサマーインターンをしたことがあるんですが、そこは結構真面目なチームでした。連結会計も「真面目で硬い感じなのかな」と思っていたんですけど、いい意味でそれをひっくり返されました。
初めてチームの会話に加わったとき、皆さん結構喋るし、ザ・関西みたいな雰囲気をすごい感じてビックリしました。アットホームな感じで皆さん話しかけてくれて、すぐにチームに馴染めたと思います。
新卒として働くなら東京?それとも地方拠点?

長島: お二人は新卒内定者なので配属希望をそれぞれ出していると思います。
甲斐さんは東京志望、山本さんは大阪と東京で悩んでいると聞いたんですが理由をお聞きしてもいいですか?
甲斐: 自分は東京に行きたいからです。今までずっと九州だったから東京に行ってみたいと思っています。ちょっと親元を離れて独立して暮らしてみたり、東京でいろいろな人と交友関係を作って楽しみたいなと思っています。
山本: 大阪と東京で2つインターンをしているんですが、他の内定者の皆さんが東京に行くから「なぜ東京に行くんだろう」と気になって悩んでいます(笑)
今の東京のチームはエンジニアの半数が外国籍メンバーで、グローバル化がすごく進んでいます、連結会計はその点でまだまだ発展途上ですね。
マネーフォワードに決めた理由の1つが「グローバル化」だったのですが、チームの雰囲気や開発が楽しいのは関西でした。
大阪のチームはKotlinでバックエンドを開発しているんですが、世間ではGoが非常に人気なので、東京のチームでGoを書いたほうがいいんじゃないかと迷っています。
長島:地方拠点はどうしても東京と比べると何かしらの制約を受けやすいですね。一方で、その制約があるからこそ盛り上がりやすい面もあります。
福岡ではRubyやモバイルのエンジニアが強いですよね。「この拠点に行くならこの技術を習得する!」と意識をしてもいいかもしれないですね。
地方拠点で働くインターン生に向けた一言
長島:じゃあ、自らの地方拠点でのインターンの経験も踏まえて、今後各地方拠点に来るインターン生に対して「こんなことをするといいよ」というアドバイスはありますか?
山本:今住んでいる地域に関わらず応募してもらえばと思います。
また、開発言語に不安がある方でも、心配せずに応募してもらえればと思います。
私自身、Javaは授業で触ったことはありましたが、「何だったっけ?」という状態からいろいろ教えてもらいました。不安がらずに応募してもらえれば、みんな優しい方ばかりなのですぐに馴染めるんじゃないかなと思います。
甲斐:福岡もいい人が多くて、楽しい雰囲気なのでおすすめです。個人的には現地でのインターンをお勧めします。
実際に会った方が会社の雰囲気も理解できるし、昼ご飯をおごってもらえて嬉しいです(笑)
研究室の後輩にマネーフォワードを勧めたら、最初はあまり興味がなさそうだったんですが、インターンが終わった後に「めちゃくちゃ良かった」と言って、本選考を受けることに決めたようです。
長島:という感じで。だいたいお時間ですね。
本日はご協力いただき、ありがとうございました。
甲斐:ありがとうございました。
山本:ありがとうございました。
最後に
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