こんにちは、マネーフォワードエンジニア採用広報の acha です。 3月9日に株式会社ナレッジワークさんと マネーフォワード×ナレッジワーク 『ビジネス課題をGoで解決する 』 と題してイベントを開催しました!
今回はイベント資料と当日のパネルディスカッションや質疑応答をご紹介できればと思います。
ナレッジワーク
「みんなが売れる営業になる」セールスイネーブルメントクラウド「ナレッジワーク」を提供する、株式会社ナレッジワークさんからは、ソフトウェアエンジニアの多久島さんに登壇いただきました。 Goを使った開発の話はもちろん、開発における組織内のコミュニケーションの話や、toB SaaS開発の特徴と取り組みなどについてお話しいただきました。
ナレッジワーク流SaaS開発 with Go
登壇者:多久島 稔宏
マネーフォワード
マネーフォワードからは、『パートナーと共に、新たな金融サービスを創出する。』をミッションに、金融機関様向けサービスを担当するMoney Forward Xの高橋と宍戸が登壇しました。 高橋からはサービス概要やGo言語選択の背景をお話しし、宍戸からはGoの利用事例やメリット、利用して見えてきた課題などについてお話ししました。
マネーフォワードエックスカンパニーとGo言語の歩み
登壇者:高橋 潤
Money Forward XでのGo利用事例について
登壇者:宍戸 啓太郎
パネルディスカッションと質疑応答
パネルディスカッションのモデレーターは、ナレッジワークの @tenntenn にお願いし、「Goとビジネス向けソフトウェアの開発」と「Goエンジニアの採用と教育」をメインにお話ししました。 なんと今回30問近い質問を参加者の方からいただきました。ブログではいくつかピックアップしてご紹介できればと思います。
Q. アーキテクチャの改善は所謂技術的負債の解消で優先度が下げられがちな事項だと思うのですが、ナレッジワークさんでは技術的負債とはどのように向き合っていますか?
多久島
これは難しい課題ですよね。正直なところPdMとも優先度を交渉しながら随時リファクタしているくらいで、特別な方法をとっているわけではないです。 複数チームあるとスライドでも触れましたが、プラットフォームチームのようなチームがあり、場合によってはそのチームメンバーがゴリっと進めたりしています。
Q. 現在PHPで開発しているプロジェクトで、速度が求められる大きめの追加開発を行う予定なのですが、社内の技術スタックがPHP依存なので言語スタックを増やすという目的や、Goという言語のベンチマークといった目的でGoを追加開発に採用するのは理にかなっていますでしょうか?なかなかGoを採用するメリットを社内で提示するのが難しく、お聞きさせていただきました。
高橋
マネーフォワードの場合、最終的にはCTOからGo言語の開発割合を増やしていこうという方針は出たのですが、その前から徐々にGoを利用していました。
tenntenn
ツールを作っていた人がいた、という感じなんでしょうか。
高橋
そうですね、作っていたものはメッセージングの何かだったと思います。あとは市場のGo人気が高まっているのは、エンジニアであればみんな感じるところがあったと思うので、その中で「私たちもGoをやってきたい」という声をあげて、利用するようになりました。
Q. toB ソフトウェア開発の面白さをあたらめて聞きたいです。
多久島
ナレッジワークはの特徴は、カスタマーサクセスがお客様と一緒になって、ナレッジワークの使い方を設計していたりします。「これがいい」とか「こういう機能追加してほしい」といったお客様の生の声がプロダクトシェアデーで共有されるので、そういう声が聞けるのは、すごくやりがいにつながります。やっぱり、作ったものの反応をみれるというのはすごく面白いですね。
tenntenn
確かに、toC だけじゃなくて、 toB でも、そういう機会がありますよね。宍戸さんはどうですか。
宍戸
toC / toB だからというわけではないのですが、弊社のやってる領域は地域の課題を解決していくという ミッションがあります。そういった日本のこれまで課題とされてきた部分に対して、貢献ができる事業に携われるのがやっぱり魅力かなと思っています。
【宣伝】Go Conference 2023にスポンサーしています。
以上、イベントレポートでした。
今回イベント主催したマネーフォワード・ナレッジワーク共に2023年6月2日に開催される Go Conference 2023 にスポンサーしております。 Go Conference 2023でも各社のGoに関する取り組みについてお話しできればと思います。ぜひ参加お待ちしております!