京都開発拠点所属 マネーフォワード会計Plusチームの @luccafortです。 最近 TypeScript Deep Dive を朝会で読んでいるのですが大変面白いですね、JS苦手だー!というかたにもオススメです。
さて今日はぼくがマネーフォワードに入ってから享受してきたさまざまな「学習をフォワードする取り組み」をご紹介しようと思います。
マネーフォワードにはいろいろな学習を加速させる仕組みや取り組みがあって大変ハッピーなのでエンジニアブログで世間にオープンにすることで「マネーフォワードいいじゃん!」とか「マネーフォワードよさそう!」という流れに繋がってほしいと思ってます。
あわよくばそれで京都拠点の採用応募や採用者にインパクトしてめっちゃ優秀なエンジニアや優秀な若手エンジニアと働けたら最高!!!っていう邪な気持ちで書いています。
|д゚)チラッ
|д゚)……オマチシテマス
|彡サッ
地方におけるエンジニアの学習コストは高い
東京にいると毎日のように何かしらの勉強会やカンファレンス、イベントが溢れており自分から情報を取りにいかなくても自動的に大量の情報がインプットされやすいという特殊な状態があります。
ところが地方にはそもそもの分母が東京よりも少ないため、勉強会やそれらのイベントの数も比例して少なくなります。 京都と東京でいうと人口差はおおよそ10分の1なのでそもそもエンジニア・デザイナーの数も推して知るべしというところです。
優秀なエンジニアは働きやすさや挑戦したいこと、お給料などなどを考えると東京にいくのがベターな面があり、これは否定しにくいところでもあります。
正直なところ、大阪・京都くらいの都市レベルでも自分が主催するか、意欲的に勉強会を開催していくなどの努力がないと定期的な学びを得られる場は少ないです。
学習をフォワードする取り組みについて
そんな地方拠点にいながらもマネーフォワード京都拠点では以下のような取り組みがあるため、東京と同じ…とまではいいませんが決して見劣りしない状態だと感じています。
これらの取り組みを受けられることがマネーフォワードにおける、技術的福利厚生と言えるのかなと最近考えることがあります。
1. 社内勉強会や部活が活発
ぼくが経験している観測範囲だけでも社内には以下のような取り組みが存在する。
- 技術書典で まねふぉ執筆部 として技術書を書く部活動
- リリース前に執筆陣入りしたので死ぬかと思いました。
- お昼を食べながら気になる技術系スライドやブログなどを読んで議論するテックランチ
- だいたい月に2〜3回くらいのペースで開催しています
- フロントエンド向上を目指す朝会
- 毎週木曜日に行ってます。
- エンジニアは朝弱いはずなのにだいたい5〜6名集まっていてモチベーションの高さを感じます。
- 技術書などを経費で購入して輪読会
- 詳細は後述します。
- 一人では挫折しそうな英文技術書の輪読会
- 最近は monolith to microservices という書籍を担当者とざっくりとしたページ数を決めて輪読と議論やわからなかったことの補足をしていたりします、とても楽しい。
改めて書き出すと結構ありますね。
2. ワークショップ・ハンズオン
スマートキャンプさんと共同でテスト駆動開発で有名な t-wadaさんを招いた1日ワークショップを開催したり、京都拠点でも watercell 社の Nkzn 氏を外部講師に呼んでフロントエンドのワークショップ&ハンズオンを開催する予定です。 後日その様子や何故行おうと思ったのかも書かせてもらおうと考えてます、よければその際も読んでもらえると嬉しいです!
他にも京都拠点にはぼくが所属する会計Plusチームとは別にKTA(正式名称は京都開発本部テクニカルアーキテクトグループ)というチームが存在しており、そのチームメンバーが社内Go勉強会を開催してくれたりもしています。 ぼくはこの社内Go勉強会のおかげで社内ISUCONでGoを選択してもなんとか走り切ることができ、自信とそして社内勉強会を通して成長する実績を得ることができました。
3. コミュニティー活動
京都拠点では Kyoto.rb と Kyoto.go に会場をお貸ししています。 コミュニティー活動することを推奨とかしているわけではないのですが、会社としてサポートしてくれる面があるので非常に助かっています。
Kyoto.goはぼくがオーガナイザーだし、Kyoto.rbもつい最近共同オーガナイザーに昇格?したので自社を使ってコミュニティー活動できるのでめっちゃ楽〜〜〜ってなってます。
京都拠点のメンバーなら業務終わって秒で参加できます、もはや趣味と実益が共存しており、実質京都拠点の福利厚生といえる。
ぼくはコミュニティー活動を通してマネーフォワードで働くことになったのでこういう地道な活動というのも大事だし、なによりいろいろな開発者のかたの話や知見を得られる場が楽しくて仕方ないです。 ぼくにとってのコミュニティー活動はほぼ趣味なんですけどね、ガハハ!
4. 書籍購入
もはやテックカンパニーを標榜する会社であればあって当たり前とも言えるほどに浸透している経費で書籍を購入することができる仕組みですが当然マネーフォワードもあります。
京都拠点ではエンジニアが学ぶ会計システムの「知識」と「技術」を経費でおよそ10冊ほど購入して毎週金曜日に予め読むページを決めて疑問点や何故そのような業務が必要なのかをプロダクトオーナーや簿記の資格を持っているメンバーに質問するなどのチームとしてプロダクトや業務の理解を深めるために有効に活用してさせてもらっています。
よくある「買って好きに読める」という仕組みもありますが、買った以上はちゃんと業務に活かす。 買っただけで満足するのではなく、きちんと業務時間で学習する時間をとる取り組みが採用されています。
そのためにはもちろん成果を出す必要があるのですべてのチームでいますぐ導入できるわけではないと思いますが、京都拠点ではこれも必要な投資と理解を深めるワークショップとして取り組んでいます。
5. チャレンジシステム
これは学習という取り組みよりも大きな枠組みになってしまうのですが、マネーフォワードにはMFチャレンジシステムというものがあります。 これは 株式会社マネーフォワード 会社紹介資料/Let's make it! のP.54に紹介されています。
誤解を恐れずいってしまえば、上司に内緒で社内グループにフリーエージェント宣言して別のチームで働くことにチャレンジできるシステムです。
働くことができるといっても相手のチームが受け入れ可能か?そのための技術力が備わっているか?などなどなんでも自分の思い通りになるわけではないですが会社を辞することなく新しい環境やアーキテクチャ、別業種などにチャレンジすることができる制度です。
ぼくは結構飽き性なところがあるので入社前に非常にこの仕組みが素晴らしいと思いました。ずっと同じことの繰り返しだと変化が欲しくなるんですが会社を辞めたいわけではない、みたいなことが過去にあったので大変魅力的なシステムだなと思っています。
実際、京都拠点でPOの杉浦さんはこのチャレンジシステムで経理→開発のPOというジョブチェンジを成功させているのでよくある建前だけの制度ではなく、ちゃんと使える制度です。
6. 留学制度
留学制度は本当にここ最近になって京都拠点のKTAのメンバーが主体となっておこなっているものでチャレンジシステムとは異なる点があります。
- 特定の案件(タスク)をテーマとして、他チームでその案件を担当する
- 所属部署は変わらないが一時的に案件のために他チームへ留学する
- 留学期間は短期を想定しており、元いたチームへの還元という成果が求められる
留学制度にはいくつかの目的があるのですが、それは後日KTAチームのメンバーが紹介してくれると思いますのでおたのしみに!!!
この記事を書いている最中に実際にぼくが会計PlusチームからGoを扱う別チームへレンタル移籍する予定になっています、楽しみ〜〜〜
まとめ
以前は東京にいないと学習に対するコストがなかなか取れないという問題が地方で働くエンジニアやデザイナーには大きな壁の1つとして存在していました。
昨今のコロナウィルスの影響で少しオンライン勉強会などの取り組みも増えてきており、徐々にその壁が崩れ始めてきたのかなと個人的には感じています。
とはいえオンライン勉強会などは一過性のものである可能性もあり、なかなか地方に移住はしたいけれど自身の成長を犠牲にするのはちょっと……と考えているかたもいらっしゃるでしょう。
ポジショントーク的ではありますがマネーフォワードでは学習をフォワードする取り組みが多々あります。 用意されているコンテンツをただ消費するのではなく、一緒に高め合いよりよい学習をフォワードできる環境を提供していく仲間を絶賛募集中です!
もし、「京都拠点面白そうじゃん!」、「マネーフォワードいんじゃね?」というかたがいれば是非のエントリーしていただき「そうだGo、京都!」ドリブンで京都拠点メンバーにJoin Usしていただければと思います
移住する気とかはないけど京都拠点どんなことしてるのか知りたいー!みたいなのがあったらカジュアル面談やご当地コミュニティーでぼくを捕まえて質問してください。 京都拠点の魅力をお伝えすることが多少なりとできるかなと思います! 東京のマネーフォワードも絶賛募集中ですのでみんなでJoin Usしてくれよな!!!
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