Money Forward Developers Blog

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iOSDC2023でのカンファレンス初登壇を振り返る

こんにちは、マネーフォワードでモバイルアプリエンジニアをしているです。

先日行われたiOSDC Japan 2023に参加し、ルーキーズLTにて登壇しました! この記事ではそんな自分史上初めてのカンファレンス登壇を思い返し、気になったセッションも紹介して個人的にiOSDC 2023を振り返ります。

今回の登壇内容

「身に覚えのないDeveloper Program License違反を通告されてアプリの検索順位を下げられた時の闘い方」

タイムシフト:https://live.nicovideo.jp/watch/lv342542521#9:00:30

普段は「マネーフォワード Pay for Business」というサービスのiOSアプリ開発を担当していますが、今回の登壇では個人開発での経験を題材としました。

登壇についての感想

登壇前は「5分でちゃんと話し切れるか」や「伝える価値のある内容になっているか」など不安に思い、緊張しながら練習していました。

Apple Watchで測っていた心拍数を見ると、LT会場に入って待機し始めた時間帯(17:15頃)が一番高く、逆に発表時間中(18:00頃)は比較的落ち着いていたのが興味深いです。自分の番を待つ間に緊張が解けていたようですね。

いざ発表してみるとオフラインで目の前に居た聴衆の皆さんのリアクションが想像していたよりずっと良く、たくさん笑ってもらえたのが一番嬉しいことでした!

ただ経験を伝えるだけでなく、タイトルやスライド、喋りにユーモアを交えることで来ていただいた方が楽しめるように意識していたので、その努力が報われたと感じます。

心配事の一つだった時間についてはむしろ余裕があったほどで、もう少しゆっくり進めても良かったなと逆に反省するポイントになりました。とはいえ全体的にはうまくやったと満足しています!

自分の発表中のXへの投稿にも後から目を通し、どうやら面白がってもらえたようだとホッとして肩の荷が降りました。

タイトルと発表者の読み上げとして、昔からアニメなどで声を聴いていた声優・ナレーターの立木文彦さんに名前を呼んでもらえたのも良い思い出です。

気になったセッション

今年のiOSDCも様々なトークがあり、複数のセッションが同時並行で進行します。

毎回「次はどれを観に行こう…」と悩んで視聴するセッションを決めるわけですが、ここでは会場で聴いたセッションの中から個人的に好きだったものを一つ紹介します。

「複雑さに立ち向かうためのコードリーディング入門」

タイムシフト:https://live.nicovideo.jp/watch/lv342542526#4:00:30

人間の認知機能の特性を理解した上でコードを読み書きする手法を解説するセッションです。

私は最近iOSアプリの開発に加えてバックエンド開発のお手伝いを始めており、慣れない言語による慣れない領域に関するコードを読むことに高い負荷を感じています。その課題に対して闇雲にぶつかっても疲弊してしまうのが目に見えていたため、こちらのセッションを参考にしながら自分なりにコードリーディングのスキルを磨いていこうと思うことができました!

おわりに

昨年は初めてオフラインでiOSDCに参加し、今年は初めてスピーカーとして参加しました。

5分のLTとはいえ登壇の準備や練習にかける時間は長く、それなりに苦労するものですが、登壇が終わった後の満足感もその分大きいものです。今後は今回よりも長い時間の登壇などにもチャレンジしていきたいと感じる良い機会でした!