こんにちは。 Androidアプリエンジニアのsyarihuです。
2020年2月20日、21日に開催が予定されていたDroidKaigi 2020ですが、昨今の状況により残念ながら開催中止となってしまいました。
中止になった経緯などについては、DroidKaigi 2020の開催予定だった初日の2020年2月20日に日高さんを始めとする理事の方々からライブ配信にて説明がありました。 まだご覧になっていない方はぜひ見ていただけるとよいと思います。
ライブ配信のあと、DroidKaigiスタッフの皆さまのご尽力があったおかげで、登壇予定だったスピーカーは任意で動画を撮影し、撮影した動画をDroidKaigi公式のYouTubeチャンネルで公開していただけるというアナウンスがありました。
DroidKaigi 2020にて登壇予定だった私は登壇動画を撮影していただくことにしました。 そして、2020年3月16日 14時からDroidKaigi公式のYouTubeチャンネルにてプレミア公開で登壇動画を公開していただいたのでここでお知らせします。
登壇内容
登壇者
タイトル
Re:ゼロから始めるPlay Billing Library
概要
GoogleはGoogle I/O 2019にて、新しいPlay Billing Library 2.0と同時にPlay Billing Libraryの今後のロードマップを発表しました。
Play Billing Library 2.0では払い戻し機能であるacknowledgeと新しい支払い方法であるPending transactionsを新機能として導入しており、1.xから2.0にアップデートする際にはこれらの新機能に対応する必要があります。
また、Play Billing Libraryは今後、毎年開催されるGoogle I/Oにて新しいメジャーバージョンがリリースされます。 これまでアプリ内課金を実装するために利用してきたAIDLやPlay Billing Library 1.xは2021年5月1日までのサポートです。 サポート期間が終了したAIDLやPlay Billing LibraryはPlayストアへの新しいアプリの公開や更新ができなくなります。
つまり、Play Billing Library 2.0と同時にAIDLやPlay Billing Library 1.xのサポートが終了します。 現在Google Playの課金機能をつかってアプリ内課金を提供しているアプリは今後、2年に1回は必ずPlay Billing Libraryのアップデートを行う必要があります。 まだAIDLを利用して課金機能を提供している場合はPlay Billing Libraryに置き換えたり、Play Billing Library 1.xを使っている場合は2.0にアップデートする必要があります。
本セッションでは、AIDLからPlay Billing Libraryに置き換えたい人、Play Billing Library 2.0にアップデートしたい人、これからPlay Billing Libraryを新たに導入したい人に向けて、Play Billing Libraryの概要や今後のロードマップ、AACを利用した具体的な実装方法や検証方法まで、マネーフォワードでの実際のプロダクトへの導入事例を交えて詳しくお話します。
アジェンダ
- Play Billing Libraryの概要
- Play Billing Libraryの登場背景やAIDLとの違いなど
- Play Billing Libraryの今後のロードマップ
- Play Billing Library 2.0の新機能
- acknowledgeやPending transactionsの仕組みなど
- Purchase Anywhere
- Pending transactionsやアプリ外購入など
- AACを利用したPlay Billing Libraryによる課金実装
- マネーフォワード MEで年額課金を実装したときに得られた知見
- 新しいアイテムを追加する際の注意点
- プラン変更時の注意点
- アプリ課金の検証方法など
登壇動画
登壇資料
https://speakerdeck.com/syarihu/re-zero-starting-uses-of-play-billing-library
さいごに
登壇動画の撮影では、バックパネルを用意していただけるなど実際の環境に近い形で撮影していただいたので大変有意義な時間でした。
また、DroidKaigi公式のYouTubeチャンネルでの動画公開では、プレミア公開という動画の公開をみんな同じタイミングで視聴できてチャットなどもできる仕組みを使って公開していただきました。自分自身も一緒に見ることができるため、リアルタイムで内容に関する感想などが得られてとても良かったです。
DroidKaigi 2020は残念ながら中止となってしまいましたが、中止になってしまい大変な状況にも関わらず、このように動画による登壇の機会をいただけて、DroidKaigiスタッフの皆さまにはとても感謝しております。また機会があった際にはぜひ登壇させていただけたらと思います。
本当にありがとうございました。
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