iOSエンジニアの藤原です。
Xcode7の新機能で、UITest中に自動でスクリーンショットを撮影してくれるという機能があります。
しかし、スクリーンショットを見るためにはXCode上でいちいちプレビューボタンをクリックする必要があり、一覧性がありません。
そこで簡単なスクリプトを使ってスクリーンショットを一覧出来るようにしました。
スクリーンショット自動撮影
標準ではXcodeが撮影したスクリーンショットの表示方法は以下の様なものです。
UITest実行後、Test Navigatorで実行したテストを右クリックし、メニューから「Jump to Report」を選択
レポート画面でテスト内容を展開していくと、右側に目のアイコンが表示される行があります。この目アイコンをクリックするとスクリーンショットが表示されます。
しかし、いちいちアイコンをクリックして表示していくのでは一覧性に欠け、使い勝手がよくありません。
一覧作成
そこで、一覧を作成するスクリプトを書きました。 使い方は以下のとおりです。
- 以下のスクリプトをプロジェクトのルートディレクトリに配置
- plist gemをインストール
-
gem install plist
-
- xcodebuild -derivedDataPath './TestOutput' を指定してxcode build testを実行
xcodebuild -workspace YourProject.xcworkspace -scheme "YourSchema" -sdk iphonesimulator -destination 'platform=iOS Simulator,name=iPhone 6s,OS=9.2' -derivedDataPath './TestOutput' test
- schema, destinationなどは適宜変更してください。
- 一覧作成スクリプトを実行
ruby summarize_test.rb
実行結果
スクリプトと同階層にtest_summary.html が生成されます。 以下のようにスクリーンショットがテスト実行順にソートされて表示されます。
テスト中の画面遷移が把握できてとても便利だと思います。ぜひご利用ください。
最後に
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