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PyCallを触ってみる

こんにちは、金子です。 普段はRubyを書いたりしています。

Rubyのコミッターであるmrknさんの新作gemである PyCall で遊んでみました。

作者のmrknさんによる資料は こちら

各種versionは以下のとおりです。

Ruby: 2.4.0 ・Python: 3.6.0 ・PyCall: 009b2c6

現時点ではmasterを使うのがいいと思うので、git cloneしてきます。

$ git clone git@github.com:mrkn/pycall.git

コンソールを立ち上げます。

$ bundle install --path vendor/bundle
$ bundle console

 

pandasを呼び出す

さっそくpandasを使ってみましょう。 pythonimportを行うために必要なモジュールをrequireし、includeします。

require "pycall/import"
include PyCall::Import
pyimport "pandas", as: :pd
# => :pd

準備ができたので、IRISデータを読みます。

df = pd.read_csv.("IRIS.csv", header: nil)
# =>       0         1    2         3    4         5    6         7          8
0   5.1  0.222222  3.5  0.625000  1.4  0.067797  0.2  0.041667     setosa
1   4.9  0.166667  3.0  0.416667  1.4  0.067797  0.2  0.041667     setosa
2   4.7  0.111111  3.2  0.500000  1.3  0.050847  0.2  0.041667     setosa
3   4.6  0.083333  3.1  0.458333  1.5  0.084746  0.2  0.041667     setosa
4   5.0  0.194444  3.6  0.666667  1.4  0.067797  0.2  0.041667     setosa
5   5.4  0.305556  3.9  0.791667  1.7  0.118644  0.4  0.125000     setosa
...

df.head.(3)
# =>      0         1    2         3    4         5    6         7       8
0  5.1  0.222222  3.5  0.625000  1.4  0.067797  0.2  0.041667  setosa
1  4.9  0.166667  3.0  0.416667  1.4  0.067797  0.2  0.041667  setosa
2  4.7  0.111111  3.2  0.500000  1.3  0.050847  0.2  0.041667  setosa

よしよし、動く。  

扱えるPythonの関数を増やす

では、PyCallを編集して、扱えるPythonの関数を増やしましょう。 まず、Pythonのドキュメントを眺めます。 今回は、Function Objectsにしましょう。モジュール名を取得するPyFunction_GetModuleと、引数のデフォルト値を取得するPyFunction_GetDefaultsを使いたいとします。

PyCall::LibPythonに関数を追加します。どちらの関数もPyObjectへのポインタをとり、PyObjectへのポインタを返すので、以下のように定義します。

     attach_function :PyModule_GetDict, [PyObject.by_ref], PyObject.by_ref

+    # Function
+
+    attach_function :PyFunction_GetModule, [PyObject.by_ref], PyObject.by_ref
+    attach_function :PyFunction_GetDefaults, [PyObject.by_ref], PyObject.by_ref
+
     # Import

     attach_function :PyImport_ImportModule, [:string], PyObject.by_ref

bundle consoleで再度、コンソールを立ち上げます。

require "pycall/import"
include PyCall::Import
pyimport "pandas", as: :pd

fun = pd.read_csv
# => <function _make_parser_function.<locals>.parser_f at 0x112e74378>
PyCall::LibPython.PyFunction_GetModule fun
# => 'pandas.io.parsers'
PyCall::LibPython.PyFunction_GetDefaults fun
# => (',', None, 'infer', None, None, None, False, None, True, None, None, None, None, None, False, None, None, None, True, True, False, True, False, False, False, None, False, False, None, 'infer', None, b'.', None, '"', 0, None, None, None, None, False, True, True, 0, 0, True, False, False, False, False, True, None, False, None)

はい、無事に呼び出せました。 たのしーい。  

最後に

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