こんにちは、クラウド経費 テックリードの宮村(みやむー) @miyamura.koyo です。
SRE NEXT 2025 参加 + ブース手伝いしてきました!個人としては初参加になります。
会場やブースの様子
マネーフォワードは SILVER スポンサーとして協賛しており、今年はブースを出展しました。
数百人の参加者が訪れたブース!

みんなで記念撮影 📸

マネーフォワードからはなんと3名もの登壇者が!彼らの勇姿はこちらのブログに書かれていますのでぜひ!
我らが SRE EM 小沼さんの LT

懇親会も豪華!楽しみ尽くしました!

ブーススタッフ / 他社のエンジニアとの交流
SRE NEXT 2025 はたくさんの企業ブースがあり、また私自身もブーススタッフとして色々な企業のエンジニアと交流することができました。
ブーススタッフ
ブースのスタッフとして2日中、数時間ずつシフトに入って交流しました。
マネーフォワードの英語化の取り組みに興味を持っていただいた方や、SRE の取り組みについて意見交換するなど、非常に有意義な交流ができました。
SRE は数名のみという組織も多く、また各社の組織フェーズによる取り組みの違いなど、自社の状況を改めて顧みる機会にもなりました。
他社のエンジニアとの交流
また、様々な企業のブースを訪れることで、他社のエンジニアと交流する機会にもなりました。
製品のデモを見たり、ブースのエンジニアとリアルな課題感をディスカッションしたりと楽しい時間になりました。
加えて、福岡に引っ越してからは中々会う機会のなかった、私の前職の同僚や先輩たちとも久しぶりに会えて、ちょっとした同窓会気分も味わえました ☺️
個人的に面白かったセッション
またブースのシフトの合間に色々とセッションを聞きました。聞いたセッションは全部面白かったので、全部紹介したいのですが、長くなるので個人的に厳選した3選を!
ちなみにセッションの資料一覧は有志が以下の記事にまとめてくれています。
気になったセッション① すみずみまで暖かく照らすあなたの太陽でありたい
ヨドバシカメラの信頼性を高めるための「オンサイトプライベートクラウド」をはじめとした様々な取り組みを紹介するセッションでした。
私がテックリードを担当しているクラウド経費も開発開始から10年近く経過したシステムですが、ヨドバシはそれよりもずっと昔からシステムの運用と改善に取り組んでいて、先人の取り組みから学べることの多いセッションでした。
紹介されている各技術要素もすごいのですが、最もすごいと感じたのはセッション全体を通した「お客様中心主義」の徹底です。あらゆる技術要素の設計・運用方針がその思想をベースにして作られており、その一貫した取り組みに感銘を受けました。
マネーフォワードにも User Focus というカルチャーがあるのですが、それを極めた先にあるものを見せられた気持ちになり、「我々もやっていかねば」と気持ちを新たにさせられました。
気になったセッション② 「Chatwork」のEKS環境を支えるhelmfileを使用したマニフェスト管理術
Chatwork さんの Helm の活用事例のセッションでした。
k8s マニフェストが複雑だなぁと感じていたところ、最近 Helm を知り、「興味はあるけど実際の運用ってどうなんだろう?」と思っていたところだったので非常に参考になりました。単に技術を使うだけでなく、Helm の特性を活かした各開発チームの責務分離を組織的に行なっていて、技術を活かした組織の形成についても学びになりました。
また、セッションの後、発表者の方に色々と質問でき、貴重な経験になりました。クラウド経費でも使っていきたい!
気になったセッション③ システム障害対応のツマミになる話
「システム障害対応の教科書」の著者である木村 誠明さんの講演です。
私もマネーフォワードに入社する前からたくさんの障害対応を行なっており、各所で「あぁ...分かる...」と感嘆の声が漏れるセッションでした。
これまで体系化・教育が不可能とまで思われていた「システム障害対応」を書籍の形でしっかりと体系化されており、他のメンバーに障害対応を伝授するときにぜひ参考にしたいと思いました。
「インシデントコマンダーの設定」、「恒久対応の前に復旧対応をする」、「障害対応マニュアルの運用」だったりと、クラウド経費・債務支払でも取り組んでいるものが多く、自分たちがやってきたことは間違ってなかったなと実感しました。一方で、「システムの状態を一覧できるダッシュボードの設計・運用」だったり「複数の関連サービスがあるときのシステム状況の可視化」などまだまだ取り組めてないところもあり、今後の取り組みの参考になりました。
特に凄まじかったのは「東日本大震災」の時のシステム障害の話でした。世の中には災害であっても止めてはけないシステムがあり、その時にどう対応したのか、そして我々は今後どう備えなければいけないかを痛感させられました。あらゆることを想定して、それでもシステムを止めないためにできることに取り組むことが真にユーザーの信頼性を担保すること、すなわち SRE であるということを、業界の大先輩から学んだセッションでした。これもまた User Focus ですね。
...という重い話ばかりではなく、セッションの合間にはお茶目なコメントだったりユーモアも含まれていて、どういう時でも Fun を忘れないことも、同時に勉強になりました。
最後に、初めて参加してみて
さて私は普段 SRE ではなくバックエンドエンジニアとして仕事をしています。最近テックリードになり、インフラ領域にもより強くなりたいと思い SRE NEXT 2025 に参加させていただきました。
つまり「SRE NEXT はインフラの話がほとんどである」という先入観で参加しました。しかし、終わってみれば、その先入観は見事に打ち砕かれたのです。
実際には、弊社の VTRyo さんが Road to SRE NEXT 名古屋で発表してくれたように、SRE NEXT は「対象の信頼性を制御・向上しようとあらゆることに取り組む人」へ向けたカンファレンスでした。
私もプロダクトのテックリードとして、バックエンド以外にもインフラ、フロント、組織、etc...とあらゆることに視野を広げて業務を行っています。SRE NEXT の発表はどれもが「あ〜それ分かる!」「今困ってたやつ!」と SRE じゃなくても共感できるものでした。いや、SRE とはただの業務上の役職ではなく、魂であり、私は知らず知らずのうちに SRE してたのかもしれませんね。
福岡からの参加を快く了承してくれた福岡開発拠点の皆様に感謝です。この経験を活かしつつ、また来年も参加するぞ!
マネーフォワード福岡開発拠点では、SRE にも幅を広げるエンジニアも募集しています!
福岡開発拠点のサイトもあるのでぜひみてください!