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スクラムフェス大阪2025に参加してきました!

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こんにちは。大阪開発拠点のTaskです。 先日、弊社がスポンサーしたスクラムフェス大阪20251が開催されました!

弊社からもエンジニア、リーダー、プロダクトマネージャー、エンジニアリングマネージャーといったさまざまな職種のメンバーが参加しました。 今回は、その中から初参加だった僕、山口、岩見、坂口、神戸の感想をお届けします!

Task

再びこんにちは。マネーフォワード クラウド連結会計で開発チームのバックエンドエンジニア兼チームリーダーを務めているTaskです。 この度、スクラムフェス大阪に初めて参加しました。

会場では、著名なスクラム実践者からスクラムに興味を持つ方々まで、多様な参加者の熱気に包まれました。 弊社のスポンサーブースでは「アジャイル腹落ち体験」という企画を実施し、参加者の皆様からスクラムやアジャイルに関する貴重な体験談を多数お寄せいただき、大変参考になりました。

数多くのセッションの中でも、Kinjo Shogoさんの「マネジメントは怖くない? 〜エンジニアが“チームリード”になるまでの葛藤と成長〜」は特に心に残りました。 私自身も約1年前からチームリーダーとなり、エンジニアリングに関する様々な悩みや葛藤を抱えてきたため、Kinjoさんのお話には深く共感しました。自身の扱える範囲を広げていくことの重要性を改めて認識する貴重な機会となりました。

今回は出張の都合により、オープニング・クロージングセッションや懇親会に参加できなかったのが心残りです。 来年もぜひ参加し、自身のスクラム観をさらに深めるとともに、普段交流する機会のないスクラム・アジャイル実践者の皆様と積極的にコミュニケーションを取りたいと考えています。

山口

こんにちは。マネーフォワード クラウド連結会計でエンジニアリングマネージャーをしている山口です。 スクラムフェス大阪に初参加し、多くの学びを得ました。 中でも、アジャイル宣言の一節「契約交渉よりも顧客との協調を」を問い直すセッションが印象的でした。 「チームが本当に顧客と十分協調できているか?」との疑問から始まり、例えばスプリントレビュー以外では顧客との接点が少なく開発チームはプロダクトオーナーの指示通りに動くだけ、といった状況が挙げられました。同時に、部門間で目標や利害が共有されていないことが問題だと指摘されました。

この問題への定石として、利害のズレを無くす「Co-Creation Startup」というアプローチが紹介されました。 具体的には、ビジネスKPIを明確化し達成度に応じた報酬や契約に反映させること、デザインから運用まで全フェーズで関与すること、顧客とフラットな関係を築くこと、などが紹介されました。 これらの施策でチームと顧客が真に「ワンチーム」となり、目標や情報を共有して協力できると感じました。

我々はプロダクト開発チームのため、すべてをそのまま取り入れるのは難しいものの、ビジネスチームとKPIを共有することで生まれる一体感や成果への意識づけは、大いに参考になりました。 スクラムフェス大阪初参加は、新たな視点やヒントを得られた有意義な体験でした。

岩見

こんにちは、マネーフォワード クラウド会計Plusでエンジニア・チームリーダーをしている岩見です。

1、2年前のスクラムフェスにオンライン参加させてもらったのですが、オフラインは初めてでした。 たくさんの興味深い内容のセッションの中で「人はなぜ変われないのか?自分を変えるとは何か?どう在るべきなのか?」が一番印象に残りました。その中でも特に印象に残ったのが、心理的安全性がいかに重要かということでした。会社でも良く耳にする単語ですが、あったほうがそりゃいいだろうとしか思っていなかったところを、なぜあったほうがいいのかについて具体的な人生経験や仕事の周りへのインパクトなど実例を交えて紹介いただき、考えさせられる内容となっていました。

皆さんの素晴らしい登壇でインプットができたとともに、自分の働き方、人生についても向き合う時間になりとても有意義でした。ありがとうございました。

坂口

こんにちは! マネーフォワード クラウド会計Plusでプロダクトマネージャーをしている坂口です。 初めてスクラムフェスへ参加しみて、各セッションだけでなく企業ブースや懇親会でも、どうプロダクトを良くしていけるのか議論されており、皆様の熱気がとても印象に残っております。 とても刺激を受けた2日間でした。

たくさん参考になるセッションがありましたが、直近管理職になったこともあり、特に岩瀬さんのクロージングキーノートがとても興味深かったです。 組織の中でスクラム開発を進める上でのマネージャーの役割について、理論から実践まで、明日から活用できる内容を共有いただき、とても参考になりました。 ゆるやかな文化づくりのため、わたしもさっそく"出社散歩"をしてみます。

神戸

こんにちは!マネーフォワード クラウド会計Plusでインターンとして働いている神戸です。

私は、多くの素晴らしいセッションの中でも「プロダクトバックログから始めるカイゼン生活」が一番印象に残るかつ、自分にとって大変有意義なセッションでした。

以前の自分はあまりにもチームメンバーにナレッジを共有をせず、一人で自走しすぎていたことを痛感しました。例えばリファインメントなどでも、情報を過度に渡し、思考の猶予を与えないというアンチパターンに陥っていました。今回のスクラムフェスを通じて、まず第一にスクラムはチームメンバーと一緒に進めるべきであるということを痛感しました。チームへのドメインナレッジの浸透が重要だと言うことを念頭に置いたうえで、素晴らしいチームをともに作っていきたいと思います。

終わりに

本記事をご覧いただきありがとうございました!

スクラムフェス大阪2025では多数のセッションがあり、学びが多い2日間になりました。 また、おかげさまで、弊社のスポンサーブースには大変多くの方にお立ち寄りいただき、さまざまな腹落ち体験を共有していただくことができました。

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