マネーフォワードの未来について語る会を開催

こんにちは。広報の青木です。

先日、当社では「マネーフォワードの未来について語る会」という社内イベントを実施いたしました。

「マネーフォワードの未来について語る会」とは

「10年後の未来ビジョンについて」をより深く理解するため、社内向けに企画したイベントです。マネーフォワードでは、各々が実現したい世界や未来像を語りあう文化があります。今回、「普段は個々のメンバー間やチーム同士で語られていることを改めて皆で共有しあおう」というアイデアの元に開催されました。

目的1

社員総会や朝会などの場において発信されることが多かった経営陣の視点をさらに深く理解し、現場メンバーと議論することが目的のひとつです。そのため、このイベントでは質疑応答をメインにいたしました。

目的2

もうひとつの目的は、質疑応答などを通して色々な人の想いを受け取ることで、普段は想いつかない新たなアイデアが生まれ、より一層メンバーが戦略的に動けるようになることです。「各々がビジョンを持とう」という発想から、今回は経営陣だけではなく現場メンバーからの発表も行いました。

CTO浅野からの発表

CTO浅野からは、まずマネーフォワードが現在提供しているサービスや進行中のプロジェクトに関して、その意義や今後のビジョンに関して改めて発表いたしました。

ユーザー視点でのサービス展開
金融機関と共に描く世界
今後目指す未来像の規模感

など、ひとつひとつ様々な背景から検討しているということに対して、改めて理解を深める時間となりました。

また、今後検討しているプロジェクトやマネーフォワードで実現したいサービス、浅野が温めている様々なアイデアに関してもお話いたしました。

印象的だったのは、「こういったメッセージは僕だけが発信するべきではない。皆がそれぞれビジョンを描き、発信していってほしい。」という言葉です。

浅野の発表後には、参加メンバーで乾杯をし、引き続いてメンバーからのビジョンの発表を行いました。

メンバーからの発表

今回は現場メンバーから、自動家計簿・資産管理サービス「マネーフォワード」のビジネス開発を担当する金箱遼、同じく「マネーフォワード」のデザイナー大橋瑞生、セキュリティエンジニアの鈴木研吾が、それぞれの未来ビジョンを発表いたしました。

ビジネス開発担当金箱遼

金箱の発表では、現在のマネーフォワードの市場における立ち位置や今後の課題、競争優位性、日本や世界それぞれの視点での彼が描くビジョンについて発表いたしました。入社以降、多くの新規プロジェクトを立ち上げてきた彼ならではの視点で、ユーザー、サービス、様々な角度からビジョンを語りました。

デザイナー大橋瑞生

大橋からは、自動家計簿サービスである「マネーフォワード」を、仕事、恋愛などあらゆる場面において活用しようという観点で発表をいたしました。通常のサービス開発とは全く違った視点から多くのアイデアが飛び出し、大橋が如何にさまざまな観点でサービスの可能性を考えているかということが非常に良く分かる発表でした。

セキュリティエンジニア鈴木研吾

鈴木の発表では、他社のセキュリティ体制やリスクマネジメントに関する事例、今後の当社での体制などに関して発表いたしました。社内におけるセキュリティ体制構築はもちろん、国内外のあらゆるセキュリティ事例をキャッチアップし、メンバーのセキュリティ意識の向上に関して活動、情報発信をしている鈴木からのメッセージは、引き続き当社が最も大切にしていくべき分野のひとつです。

質疑応答

参加メンバーからは様々な質問が飛び交いました。

海外サービスが実現する世界の話
PFMサービスの新たな可能性
特定の他社サービスと連携する上での課題
今後スケールさせていくべき分野
Open Bank APIの未来に関する話

など多岐に渡り、終了予定時間を過ぎても議論が続きました。

「これは大きな壁になるんじゃないか？」「こんな分野にも更に挑戦していくべきだ」など、忌憚なき意見が飛び交いました。

このような「会社やサービスにおける未来図」の社内外への発信については、先日よりUX強化としてパートナーシップを開始したコンセント社にも、アドバイスを頂きながら進めています。当日はコンセント社の皆さんにもお越しいただきました。代表の長谷川さんからもご質問をいただいて、熱い議論になる瞬間もあり、非常に密度の濃い時間となりました。