マネーフォワードエンジニアブログをご覧のみなさま、こんにちは! エンジニアの小宮です。
エンジニアとしてRailsでの開発の傍ら、MFクラウド請求書ブログも運営したりしています。
ブログはWordPressを使っています。そして、ブログを運営する以上、SEOに気を遣っています。 そこで今回は、WordPressにおける基本的なSEOを紹介します。 ※ 本稿の記載事項を実施したからといって、必ずしも検索順位が上 (ry
WordPressとは
今更ですがWordPressを簡単に説明すると、、 PHP製のCMS(content management system)です。HTMLやCSSの知識がなくても簡単にホームページが作れます。PHP、HTML、CSSの知識があればいろいろとカスタマイズが可能です。一昔前まではMovable TypeというCMSがシェアを占めていましたが、現在ではWordPressのシェアの方が多いです。
WordPressのメリット
情報が多い
世界的に多くのユーザーが使用しているため、ネット上でかなりの情報を探すことができます。
プラグインが豊富
プラグインを追加して様々な便利な機能を拡充させることができます。自作することも可能です。
テーマで簡単にデザインが作れる
様々なデザインのテーマを用いれば、ホームページをデザインすることが可能です。
SEOと相性がいい
SEOに役立つプラグインやテーマによっては、SEOに最適化されたhtmlのタグ等があらかじめ設定されているものがあります。
なお、先日9月5日に最新バージョンのWordPress4.0がリリースされました。 http://ja.wordpress.org/2014/09/05/benny/ アップデート時はプラグインやテーマが対応していない場合があるので、必ずバックアップをとってからアップデートしてください。
便利なプラグインとSEOのTips
簡単にカスタマイズできるプラグインの紹介とSEOのコツの紹介です。
All In One SEO
各ページのmetaタグのtitle、keywords、descriptionを設定してmeta情報を固有にして重複を避けましょう。 「All In One SEO」を使うと各固定、投稿ページにmeta title、description、keywordsの入力欄が現れ入力するだけで、簡単に設定出来ます。
下記は、MFクラウド請求書ブログの例です。 請求書テンプレートの紹介
meta情報は、設定したからといってランキング上昇には繋がりません。しかし、重複しているとgoogleウェブマスターツールに警告がくるので、マイナス要因にはなってしまいます。
その他にも、左メニューの「All In One SEO > General Settings」から、下記の設定も可能です。 ・ウェブマスターツール連携 ・google analytics連携 ・facebookのogp設定
Google XML Sitemaps
サイトを運用する際、検索エンジンにサイトの構成を認識してもらうためにXML形式のサイトマップを生成し登録する必要があります。 サイトマップを生成することにより、検索エンジンのクローラーが巡回するようになり、検索エンジンに登録されやすくなるので検索対象としてみなされます。 「Google XML Sitemaps」で簡単にXML形式で生成することが可能です。
左メニューの「設定 > XML-Sitemap」から アクセス後、sitemap.xmlが生成されていなければ画面に「ここをクリック」のリンクが表示されますので、クリックしてください。
すると、https://invoice.moneyforward.com/blog/sitemap.xmlといった形で生成されます。 ※トップページ直下に生成されます。
custom permalinks
「custom permalinks」は各ページのURLを自由に設定できるプラグインです。WordPressの既存の機能でもURLの構造を設定することは可能ですが、URLに日本語を含めない様にしたい場合や、記事をカテゴリー分けした際に、カテゴリーの階層に沿ったURLにしたい場合に有効です。日本語を含めないメリットとしては、リンクを貼る際日本語がPunycodeに変換されて長くなってしまうので、ローマ字や英語URLでシンプルに保つことができます。SEOの一要因である、被リンクの獲得のためにもシンプルに保つのは一つの手です。
下記は、https://invoice.moneyforward.com/blog/new/operation-historyのページの例です。
MFクラウド請求書ブログは、「https://invoice.moneyforward.com/blog/(カテゴリー名)/(ページ名)」の形でURLを設計しています。
WP No Category Base
カテゴリー毎のURLを生成した際、WordPressのデフォルトで、「ドメイン名/category/(カテゴリー名)」となってしまいますが、「WP No Category Base』を用いると、「/category」の部分を削除できるのでURLの階層を短くすることができます。 これでディレクトリ階層に沿ったURLを生成でき、プラグインインストール後、設定なしで適応されます。
WP Social Bookmarking Light
ソーシャル拡散のためにSNSのいいねやシェアボタンを簡単に設定出来るプラグインです。 WP Social Bookmarking Lightで主なソーシャルの拡散用のボタンが設置出来ます。左のメニューの「設定 > WP Social Bookmarking Light」から、下記の様に設置したい、SNSのシェアボタンを選択出来ます。 ボタンの設置場所や、ボタンのスタイル等細かい設定まで可能です。 今回は最低限の設定を紹介させて頂きました。 次回はさらに踏み込んだTipsと解析結果等お伝えできればと思います。
最後に
マネーフォワードでは、Railsエンジニアを積極的に採用しています!
以前、当ブログでも紹介「【社内レポ】マネーフォワードのエンジニア」がありましたが、様々な背景を持ち、各々の強みを活かして活躍しているエンジニアがたくさんいます!
あなたもその強みをマネーフォワードで活かしませんか?